林間学校や移動教室,修学旅行など,高学年での長距離バス移動では子どもたちにバスレク係をやってもらいます。
当日は車内なので動きが制限されますし,みんなの顔がよく見えない中進めていかなければならない難しさがあります。また,ルール説明中にバスレク係どうしで相談をしはじめてしまったり,ゲームに使う道具を忘れてきてしまったり…というちょっとしたトラブルも起こりがちです。
しかし,子どもたちがマイクを持ったら,先生はとことんフォローに回ることがポイント!
例えば,進行がストップしている間をなぞなぞでつないだり,忘れ物があっても道具を別で用意しておいてすばやく手渡したり。みんなの前で注意したり先生がマイクを取り上げたりしてしまうのではなく,最後までバスレク係としての役目を全うさせましょう。
もちろん,ぶっつけ本番ではうまくいかないので,当日までの指導をしっかりしておくことも大事なポイントです!バスレク係に準備を丸投げしてしまうとなかなかうまくいかないこともありますし,かといって先生がきっちり決めすぎてしまってもバスレク係の自由度が下がってしまいます。
ベースとなる台本を用意しておいて,それを自由にアレンジさせるなどの指針を示してあげたいですね。